韓国発!なつかしくて、ちょっと不思議なおふろ絵本

少女・ドッチのすむ町には、ふるーい銭湯があります。
ともだちはみんな、新しいスパランドに行くけれど、ドッチは、大好きな水風呂と、あかすりのあとに買ってもらえるヤクルトをたのしみに、きょうも長寿湯にかよいます。
いぬかきしたり、水泳選手の真似をしたり、水風呂で遊んでいると…
なんや、このばあちゃん どっから でてきたん!
はごろもをなくしたという、天女があらわれた!

天女銭湯

ペク・ヒナ/作 長谷川義史/訳
ブロンズ新社刊

天女銭湯

ペク・ヒナ/作 長谷川義史/訳
ブロンズ新社刊

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作家からのメッセージ

ペク・ヒナ

『天女銭湯』は、私にとって特別な絵本です。ドッチは、銭湯でふしぎなおばあさんと出会い、魔法のような楽しいひとときを過ごし、お礼に小さなプレゼントをします。
私もまたふしぎな縁をもらい、それまでひとりで制作していたのに、人生のパートナーとなる出版社と出会えて、この絵本をつくることができました。さらに、この絵本を日本へ届ける縁も生まれたのです。まるで、天女のパワーをもらったみたい。日本のみなさんも、天女の魔法を楽しんでください!

ペク・ヒナ

絵本作家。自称「いたずら人形作家」。1971年、ソウル生まれ。韓国の梨花女子大学卒業後、カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ。人形制作、緻密なセットづくり、撮影までひとりでこなし、独特のファンタジー世界をつくり出す。
韓国でもっとも注目される絵本作家。一男一女の母。

長谷川義史

長谷川義史

絵本作家。1961年、大阪生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、絵本デビュー。独特のタッチと、ユーモアあふれる作風で、あたたかな世界を描く。日本でもっとも注目されている絵本作家。絵本の翻訳も多数手がけている。
三人の男子の父。

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