お知らせ

<ジャッキーアカデミー>オープニングイベントに参加してきました!

 4月からさまざまなカルチャースクールを開講する、「銀座おとな塾」。その中に、「くまのがっこう」シリーズをモチーフにした定期講座&ワークショップ、「ジャッキーアカデミー」がスタートします。

 受付フロアの5階には、『ジャッキーのはつこい』のパネル展と、作品中のオーロラが見事に再現された休憩スペースがありました。ジャッキー号に乗って、ジャッキーやおにいちゃんたちと一緒に写真も撮ることができます。

 併設されているショップには、ジャッキーアカデミー初日限定の「ジャッキーボーロ」をはじめ、たくさんの「くまのがっこう」グッズが販売されています。

 そして、「ジャッキーアカデミー」オープニングを記念して、あだちなみさん・あいはらひろゆきさんによるトークイベント&お絵かき会が開催されました。

 絵本「くまのがっこう」シリーズができあがるまでのお話からスタート。あいはらさんが、娘さんを保育園に送り迎えするときに、園の子どもたちが遊ぶ様子を見て、「小さい子どもたちがお尻を並べて遊んでいる感じがとってもかわいいと思った」というところから、企画がスタートしたそうです。そのイメージを受けて、あだちさんがくまのイラストを描くのですが、今のジャッキーに至るまでにはたくさんのくまの絵を描いたといいます。

 続いて、新刊『ジャッキーのはつこい』ができるまでのお話です。あいはらさんは、ストーリーを頭のなかで半年間(!)くらいじっくり考えてから文字に起こすのだそうです。その隣に、それぞれのちいさなラフ案を描きこんでいきます。そして、あだちさんはあいはらさんとイメージを共有しながら、「この時のジャッキーはどんな気持ちだろう」とか、「デイビッドとのお母さんとのやりとりはこうしよう」などと、細かいところまでじっくりと話し合います。

 いよいよあだちさんの出番です。絵が完成するまでには、いくつかの段階があります。1.文字の横の"ちびラフ"→2.ラフ→3.えんぴつで下描き→4.トレース→5.色塗り
 中でも、トレースの作業はとても根気が必要で大変なんだそうです。下絵を描いた裏に、カーボンの役割として、濃いえんぴつを横にして黒く塗ります。新しい紙の上から絵なぞると、下の紙に黒く輪郭がうつります。その線を消しゴムでうすーく消していき、筆圧で残った線を頼りに色を塗っていくのだそうです。あだちさんは気合を入れてこの作業をやっているそうですよ。私も知らないひみつのお話がたくさん聞けたトークイベントでした!

 続いてはお絵かき会。あだちさんがみんなの前で、ジャッキーの絵を解説付きで描いてくれました!

 春らしいワンピースもお手のもの。会場にいるお子さんにジャッキーのブーツの色を決めてもらったり、「チャッキーは?」とのリクエストがあったり、お絵かき会は大盛り上がり!そのあと、みんなが描いてくれたそれぞれのジャッキーの絵に、あだちさんとあいはらさんのサインをしてくれました。

 そして、お待ちかね!ジャッキーとデイビッドの着ぐるみ登場!初お披露目となったデイビッドと、『ジャッキーのはつこい』の中で、彼に会う時にする「花かんむり」をつけたジャッキーは、お洋服も新調して登場。みんなで楽しい記念撮影をして、イベントは終了。


 今後もワークショップなど、楽しいプログラムが続々と登場予定のジャッキーアカデミーにぜひご注目下さい!

■「くまのがっこう」公式HP
http://bears-school.com/index.html
■銀座おとな塾
http://www.ginza010719.jp/

<ジャッキーアカデミー>オープニングイベントに参加してきました!



Bronze Publishing Inc.